youthful days

全然ユスフル感ない生活を送っています。たまに現れては好きなものへの愛を叫んで消えます

彼らが好きだという話

 

ほぼ2年ぶりになりますが、Twitterでは当然ですが文字数がオーバーしてしまうので、久しぶりに使おうと思います。

 

今日、9月30日は、Mr.Childrenのホールツアー帯広公演でした。去年は未完の後のZeppツアーに行けなかったので、一年ちょっとぶりかな。

 

私は毎回、ライブの前に必ずアルコールを胃袋へ入れます。何故なら、シラフで会うのが怖いから。精神安定剤のような使い方をしていますが、これだけは言わせてください。まだアル中ではありません。笑

でも今日は車移動なのでそうはいかなくて。ものすごく久しぶり(恐らくスパファンぶり)にシラフで参戦して来ました。

 

結果、もう気が気じゃなかった。緊張しまくりで朝から具合悪いし、桜井和寿の一挙手一投足に「うわあああああ」ってなるし。(語彙力)

でも、逆に良いこともあって。頭がほわほわしないので、ライブ中でも考えごとができた。彼らに惚れ込んで11年?12年?の長い時のなかで、ずっと疑問だったことが少しスッキリしそうなので、今日はその辺を書きたいなァと思う。

 

彼らを好きになったのは小3のときだったと思う。それまでは正直、あんまり好きじゃなかった。というより多分嫌気がさしていた。母親が好きだったために、家でも車内でもMr.Children。もう聞き飽きたんスけど…って感じだったのかな。たぶんね。どのようにして好きになったのかは正直記憶にない。まあ毎日毎日聴かされてたから言い方悪いけど一種の洗脳みたいなものだと思ってる。

好きになってからはもう一直線。家にあるライブ映像を片っ端から観たし、ウォークマンを初めて買ってもらってからは真っ先に母のPCに入っているMr.Childrenの全楽曲を入れて暇さえあれば聴いていた。

でも私の生活に欠かせなくなったのは中学3年生の時に初めてライブに行ってからのように思う。SUPER MARKET FANTASY DOME TOUR 2009。12月5日の札幌公演。彼らの音楽に直接触れたあの日から。

 

でもずっと疑問だったことがあった。中学〜19歳くらいまで俗にいうサクライスト的なものだった私は、「桜井さんのどこが好きなの?」という問い掛けに対していつも答えを導き出せなかった。

Mr.Childrenの楽曲は、桜井和寿が歌わないと私の世界では全く意味を持たない。これは分かっていた。実際他の誰かが歌っても全く響かないから。それがたとえ本人より上手かったとしても。でも、好きな理由とはどうしても繋がらない気がして。

よく、好きに理由は要らない、と聞くけれど、私はそうじゃなくて、自分の好きなものに対してはどうしてもちゃんとした理由が欲しかった。なんとなく曖昧に好きでいるのではなくて。

それが今日、少しわかった気がする。まず腕が好き。あの丁度よさげな太さと少し焼けた色、手の血管の感じとかもう最高。あと歌ってる最中に時々掠れるのが色っぽくて好き。肩幅も好きだし、奏でるギターの音も好きだし、彼が創る楽曲は当然大好き。まあ、そういうことが直接的な理由ではなくて、そんなことより、私は桜井和寿の言葉ひとつひとつを愛してやまないのだと思った。発する言葉ってその人の生き様というか、環境だとか、哲学だとか、その人を取り巻くいろんなことが含まれてると私は思っていて、だからこそ何かを説明するにも語るにも、話す内容は同じでも、一字一句全く同じことを言う人なんていない。桜井和寿の言葉は、ひとつひとつが本当に心地よく響く。今日のMCを聞いてそんなことを思った。上手く説明出来ないのがもどかしいけれど。

 

話は変わるのだけれど、今月はなかなか大変な日々で。またそのうち書きたいなぁとは思ってるから詳しくは書かないでおくけど、精神的にしんどい時期が多くて。正直今月はいつも心の底から笑えなかった。今日のライブという楽しみがなかったらきっと毎日耐えられなかったんじゃないかと思う。今月はただただ彼らに会いたいがために日々を過ごしていた。そんな毎日だったから、今日だって心から楽しめるかものすごく不安だった。彼らが用意してくれた最高の夜を自分の勝手なネガティヴのせいで純粋な気持ちで楽しめないなんて最低の侮辱行為だと思うし、ただただそれが怖かった。けど、ライブが始まった瞬間、そんな気持ちは吹き飛んだし、やっと会えた嬉しさがこみ上げてきて無意識に涙が出た。彼らが用意してくれた夜、ようやく心から笑うことが出来た。改めて思ったのは、私の小さな小さな世界の全てはMr.Childrenが支配しているようなものだということ。ネガティヴだった私の感情を昂らせ、涙が溢れるのも笑みがこぼれるのも彼らのおかげだし、何より私の世界を彩るのはいつだってMr.Childrenの音楽とメンバーの笑顔と言葉、彼らに関係するものばかりだ。最初好きになれなかったのが嘘のようで、今ではなくてはならない存在。同じ時代を共に生きることが出来るこの上ない幸福を改めて実感した。こんなに大きな存在になるなんて予想もしていなかった。これからもたくさんお世話になるであろう彼らの存在の大きさを実感できて本当に嬉しく思う。いつだって私を救ってくれる彼らには何度感謝しても足りないくらいだなあと。

 

っていう思ったことをひたすら書き連ねただけの記事なのだけれどとてもスッキリした。おわり